東京・狛江市で高齢女性が暴行を受けて死亡した事件で、検察庁は、実行役の19歳の男を強盗致死などの罪で起訴し、実名を公表した。
強盗致死などの罪で起訴された、19歳の中西一晟被告は、2023年1月、狛江市に住む大塩衣与さん(当時90)を殴って死亡させたうえ、腕時計を奪うなどした罪に問われている。
東京家庭裁判所立川支部は、特定少年だった中西被告を4月12日、検察庁に送り返し、正式な裁判を求めていた。
これを受け、東京地検立川支部は21日、中西被告を起訴し、実名を公表した。
今回の事件についてFNNは、1人の命が失われた結果が重大で、社会的影響も大きいことなどから、実名で報道するのが妥当と総合的に判断した。