戦闘が続くスーダンから退避した日本人とその家族あわせて45人を乗せた自衛隊機が、ジブチに到着した。
全員、健康状態に大きな問題はないという。
日本時間25日午前1時10分ごろ、スーダンから退避した日本人とその家族あわせて45人を乗せた自衛隊のC-2輸送機が、周辺国ジブチに到着した。
現地で出迎えた武井外務副大臣は、医務官によるメディカルチェックの結果、全員、健康状態に大きな問題はないと述べた。
また、45人のうち12人が未成年だという。
武井外務副大臣「小さな子どももいて緊張したと思うが、非常に元気な姿で、中にはわたしにハグをしてくる人もいて本当にほっとしたんだなと、あらためてここまで連れてこられて、わたしとしてもほっとしている」
このほか、フランスや国際赤十字の協力で、あわせて4人の日本人が、スーダンからジブチやエチオピアに退避している。
一方、政府関係者によると、退避を希望しない人が9人、希望しているが退避できていない人が5人ほどいるという。