全国に354店舗(2023年3月31日現在)展開する「バーミヤン」。東京都内の道路沿いにある店には「晩酌セット」ののぼりも掲げられていました(筆者撮影)
コロナの分類が変更され、最近また、各飲食チェーンが「ちょい飲み」に力を入れています。そこで、仕事仲間の男性(30代会社員)に声をかけて、都内のファミレスでちょい飲みをしてみました。
今回、足を運んだのは「バーミヤン」(運営会社:すかいらーくレストランツ)です。この店を選んだ理由は、お互いによく利用する中華チェーンだったこと。そして筆者が遅めの1人ランチをする際、よくリタイア世代が3~4人で会食しているのを目にして、前から気になっていたからです。
東京都心のビジネス街にある店で、前件の予定を終えた18時にスタートしましたが、すでに窓際は満席。みなさん、それぞれの時間を楽しんでいました。
この店の「ハッピーアワー」は平日14~18時限定。それには間に合いませんでしたが、メニューを開くと「晩酌セット」もあります。まず、これを注文しました。
(1) 生ビール&本格焼餃子(6コ) 550円(税込み、以下同じ)
(2) ハイボール&からあげ(4コ) 550円
ハッピーアワーの生ビールは329円、本格焼餃子は通常285~296円なので、おトク感があります。晩酌セットは「各500円」(税込み550円)を打ち出し、ワンコイン感を訴求していました。
「キリン 一番搾り」の生ビールと餃子で550円(筆者撮影)
バーミヤンの焼餃子は、味とコスパの良さが評価される看板メニューですし、からあげも(今回やや揚げすぎ感がありましたが)人気。ビールやハイボールとは鉄板の組み合わせですね。お店の人に確認したら、晩酌セットは何度も注文できるそうです。
少し離れた席には、先着して楽しんでいる男性3人組もいます。会社の同僚同士のようでした。
「中華料理は油っこいメニューが多いからアルコールと相性がいい。からあげを食べた後、炭酸系のハイボールで流し込むとすっきりしますね」
こちらの席では、こんなやりとりをしながら楽しみました。
仕事終わりの解放感も手伝い、次に注文したのがこのメニューです。
(3) 小籠包(3コ) 384円
(4) 八宝菜 699円
(5) おつまみバンバンジー 329円
(6) 黒ッキリボール 329円
「小籠包」は、もちもちの皮からあふれ出す肉汁が美味しいと聞いて注文。適度な大きさで、タレとの相性もいいです。
「黒ッキリボール」は黒霧島使用のハイボール。先ほどの男性3人組は、このボトルを入れて楽しんでいました。後で調べたら、ボトルキープも6カ月できるようで、居酒屋に匹敵するサービスを実施しています。
「八宝菜」(左)と「小籠包」も注文。八宝菜は小皿メニューにはありません(筆者撮影)
周囲を見渡すと、早い時間もあってか、子どもと食事に来たお母さんも目立ちました。隣の席のお子さん(就学前)は楽しそうに麺類を注文。小学生以下限定の「キッズラーメンセット」(439円)もあります。郊外型バーミヤンでは当たり前のファミリー利用ですが、ビジネス街の店でも同じような光景が広がっていました。
最近、多くのファミリーレストランが導入している配膳ロボット。今回も注文した品の多くはこれで運ばれてきました。小さい子どもには人気で、後をつける子もいます。
座席に近づいて止まったロボットの棚から料理をとり、ボタンを押せば完了です。バーミヤンの複数店舗で店員さんに聞きましたが、「まとめて配膳してくれるので便利」ですが、「後片付けはしてくれない」ので、テーブルの皿を片付けたり、お客さんが退去した後のテーブルを拭いたりするのは従業員が行うことになります。
飲食店でアルバイトをすると、「料理を提供したら手ぶらで戻ってこない。近くのテーブルの空いた皿を下げたり、周囲に気を配りながら戻ってきなさい」という教育も受けるので、将来的にはそこまでロボットがやってくれると、効率性が高まるでしょうね。
こんな配膳ロボットが料理を持ってきてくれます(筆者撮影)
かなりお腹も満たされてきて、麺類やチャーハンでシメることも考えましたが、また餃子を食べたくなり、2人ともこちらにしました。
(7)生ビール&本格焼餃子(6コ) 550円×2
メニューを開くと「BARミヤン」コーナーで訴求しています(筆者撮影)筆者は遅めのランチをする際、この焼餃子を、メインメニューに追加して3コ(164円)頼んだり、「本格焼餃子・焼売定食」(769円)を頼んだりしています。後者は2021年5月にリニューアルした、昼夜同一価格として終日販売する「バミ定」のメニューです。「BARミヤン」とか「バミ定」といったネーミングにも、利用客になじんでもらうための心意気を感じました。以上に記した8品(最後の「生ビール&本格焼餃子×2」を2品とカウント)を注文し、所要時間は約1時間半。合計金額「3941円」、1人当たり1970円でした。キャッシュレス専用のセルフレジで支払いを終えました。なお、今回はクーポンを使わなかったのですが、「すかいらーくアプリ」をダウンロードすれば、バーミヤンやジョナサンなどグループ店舗で使えるクーポンが届きます。これを活用すればさらに安くなります。少し前には、店舗利用後の会計時に紙のクーポンも配布しており(5月24日までの有効期限)、次回利用時にクーポン番号を入力すれば、「紀州南高梅の黒糖梅酒(グラス)」が142円、「酸辣湯麺(サンラータンメン)」659円など、それぞれ数十円割引で味わえました。「中華小皿メニュー」は4月から投入今回注文しなかった以外にも、本格中華小皿(329円~)を打ち出したメニューには、次の品がありました。「酢鶏」「鶏肉のチリ玉あんかけ」「海老蒸し餃子(2コ)」「紅油皿雲(ホンユー皿ワンタン)」=各329円「ホイコーロウ」「黒酢豚」=各362円「肉野菜炒め」「鶏肉の旨辛豆鼓炒め」「肉シュウマイ(5コ)」=各384円「海老のチリソース」=439円(出所)バーミヤン公式サイトこれらは今春に投入されたメニューで、すかいらーくグループの2023年度4月の業績を解説するIR資料には、次の説明がありました。「バーミヤン:4月13日に小皿メニューを増やしたグランドメニューを導入。ランチセットや定食メニューの土曜提供や晩酌セットによるアルコール訴求強化、お手頃価格に見直した麺メニューなどにより、狙い通り客数増に貢献」プロモーション戦略にまんまと乗った形になりますが、利用者側は、晩酌やちょい飲みには小皿メニューが注文しやすく、店側は、追加注文で客単価を上げる効果もあるでしょう。入店時は1人客も多く、早めの定食やちょい飲みを楽しむお客さんが目立ちました。「エンドレス飲み」は戻らない人流が戻り、かなりコロナ前の生活に近づいたとはいえ、繁華街では「お客さんの引きが早くなった」という声をよく聞きます。会食後の街の人通りでもそれを実感し、以前のように、終電近くに電車が激混みする光景も少なくなりました。その意味で「ちょい飲み」は、消費者ニーズの再発掘となるかもしれません。「従来型の飲みスタイル『深く・遅くまで』とは違う、新しい飲みスタイル『浅く・早く』が芽生えていますよね。自宅に帰ったら、まだ小学生と園児の子どもが起きていました。ちょい飲みだと、帰宅後に子どもの顔が見られるのもいいですね」一緒に楽しんだ男性からは、こんな意見が寄せられました。外食業界では一部の店で深夜営業を再開する動きがあり、その時間に活動する人のニーズもありますが、全体的には昔のように夜遅くまで働く・遊ぶという行動は減りました。「健康志向」や「働き方改革」の影響もあるでしょう。「コロナ後になっても、コロナ前には完全に戻らない」という声もあります。これを当てはめると「深く・遅くまで」の飲みスタイルは多くの人には不評で、以前のようにはいかないでしょう。20時前に切り上げたちょい飲みをしながら、こんなことを考えました。(高井 尚之 : 経済ジャーナリスト、経営コンサルタント)
メニューを開くと「BARミヤン」コーナーで訴求しています(筆者撮影)筆者は遅めのランチをする際、この焼餃子を、メインメニューに追加して3コ(164円)頼んだり、「本格焼餃子・焼売定食」(769円)を頼んだりしています。後者は2021年5月にリニューアルした、昼夜同一価格として終日販売する「バミ定」のメニューです。「BARミヤン」とか「バミ定」といったネーミングにも、利用客になじんでもらうための心意気を感じました。以上に記した8品(最後の「生ビール&本格焼餃子×2」を2品とカウント)を注文し、所要時間は約1時間半。合計金額「3941円」、1人当たり1970円でした。キャッシュレス専用のセルフレジで支払いを終えました。なお、今回はクーポンを使わなかったのですが、「すかいらーくアプリ」をダウンロードすれば、バーミヤンやジョナサンなどグループ店舗で使えるクーポンが届きます。これを活用すればさらに安くなります。少し前には、店舗利用後の会計時に紙のクーポンも配布しており(5月24日までの有効期限)、次回利用時にクーポン番号を入力すれば、「紀州南高梅の黒糖梅酒(グラス)」が142円、「酸辣湯麺(サンラータンメン)」659円など、それぞれ数十円割引で味わえました。「中華小皿メニュー」は4月から投入今回注文しなかった以外にも、本格中華小皿(329円~)を打ち出したメニューには、次の品がありました。「酢鶏」「鶏肉のチリ玉あんかけ」「海老蒸し餃子(2コ)」「紅油皿雲(ホンユー皿ワンタン)」=各329円「ホイコーロウ」「黒酢豚」=各362円「肉野菜炒め」「鶏肉の旨辛豆鼓炒め」「肉シュウマイ(5コ)」=各384円「海老のチリソース」=439円(出所)バーミヤン公式サイトこれらは今春に投入されたメニューで、すかいらーくグループの2023年度4月の業績を解説するIR資料には、次の説明がありました。「バーミヤン:4月13日に小皿メニューを増やしたグランドメニューを導入。ランチセットや定食メニューの土曜提供や晩酌セットによるアルコール訴求強化、お手頃価格に見直した麺メニューなどにより、狙い通り客数増に貢献」プロモーション戦略にまんまと乗った形になりますが、利用者側は、晩酌やちょい飲みには小皿メニューが注文しやすく、店側は、追加注文で客単価を上げる効果もあるでしょう。入店時は1人客も多く、早めの定食やちょい飲みを楽しむお客さんが目立ちました。「エンドレス飲み」は戻らない人流が戻り、かなりコロナ前の生活に近づいたとはいえ、繁華街では「お客さんの引きが早くなった」という声をよく聞きます。会食後の街の人通りでもそれを実感し、以前のように、終電近くに電車が激混みする光景も少なくなりました。その意味で「ちょい飲み」は、消費者ニーズの再発掘となるかもしれません。「従来型の飲みスタイル『深く・遅くまで』とは違う、新しい飲みスタイル『浅く・早く』が芽生えていますよね。自宅に帰ったら、まだ小学生と園児の子どもが起きていました。ちょい飲みだと、帰宅後に子どもの顔が見られるのもいいですね」一緒に楽しんだ男性からは、こんな意見が寄せられました。外食業界では一部の店で深夜営業を再開する動きがあり、その時間に活動する人のニーズもありますが、全体的には昔のように夜遅くまで働く・遊ぶという行動は減りました。「健康志向」や「働き方改革」の影響もあるでしょう。「コロナ後になっても、コロナ前には完全に戻らない」という声もあります。これを当てはめると「深く・遅くまで」の飲みスタイルは多くの人には不評で、以前のようにはいかないでしょう。20時前に切り上げたちょい飲みをしながら、こんなことを考えました。(高井 尚之 : 経済ジャーナリスト、経営コンサルタント)
筆者は遅めのランチをする際、この焼餃子を、メインメニューに追加して3コ(164円)頼んだり、「本格焼餃子・焼売定食」(769円)を頼んだりしています。後者は2021年5月にリニューアルした、昼夜同一価格として終日販売する「バミ定」のメニューです。
「BARミヤン」とか「バミ定」といったネーミングにも、利用客になじんでもらうための心意気を感じました。
以上に記した8品(最後の「生ビール&本格焼餃子×2」を2品とカウント)を注文し、所要時間は約1時間半。合計金額「3941円」、1人当たり1970円でした。キャッシュレス専用のセルフレジで支払いを終えました。
なお、今回はクーポンを使わなかったのですが、「すかいらーくアプリ」をダウンロードすれば、バーミヤンやジョナサンなどグループ店舗で使えるクーポンが届きます。これを活用すればさらに安くなります。
少し前には、店舗利用後の会計時に紙のクーポンも配布しており(5月24日までの有効期限)、次回利用時にクーポン番号を入力すれば、「紀州南高梅の黒糖梅酒(グラス)」が142円、「酸辣湯麺(サンラータンメン)」659円など、それぞれ数十円割引で味わえました。
今回注文しなかった以外にも、本格中華小皿(329円~)を打ち出したメニューには、次の品がありました。
「酢鶏」「鶏肉のチリ玉あんかけ」「海老蒸し餃子(2コ)」「紅油皿雲(ホンユー皿ワンタン)」=各329円
「ホイコーロウ」「黒酢豚」=各362円
「肉野菜炒め」「鶏肉の旨辛豆鼓炒め」「肉シュウマイ(5コ)」=各384円
「海老のチリソース」=439円
(出所)バーミヤン公式サイトこれらは今春に投入されたメニューで、すかいらーくグループの2023年度4月の業績を解説するIR資料には、次の説明がありました。「バーミヤン:4月13日に小皿メニューを増やしたグランドメニューを導入。ランチセットや定食メニューの土曜提供や晩酌セットによるアルコール訴求強化、お手頃価格に見直した麺メニューなどにより、狙い通り客数増に貢献」プロモーション戦略にまんまと乗った形になりますが、利用者側は、晩酌やちょい飲みには小皿メニューが注文しやすく、店側は、追加注文で客単価を上げる効果もあるでしょう。入店時は1人客も多く、早めの定食やちょい飲みを楽しむお客さんが目立ちました。「エンドレス飲み」は戻らない人流が戻り、かなりコロナ前の生活に近づいたとはいえ、繁華街では「お客さんの引きが早くなった」という声をよく聞きます。会食後の街の人通りでもそれを実感し、以前のように、終電近くに電車が激混みする光景も少なくなりました。その意味で「ちょい飲み」は、消費者ニーズの再発掘となるかもしれません。「従来型の飲みスタイル『深く・遅くまで』とは違う、新しい飲みスタイル『浅く・早く』が芽生えていますよね。自宅に帰ったら、まだ小学生と園児の子どもが起きていました。ちょい飲みだと、帰宅後に子どもの顔が見られるのもいいですね」一緒に楽しんだ男性からは、こんな意見が寄せられました。外食業界では一部の店で深夜営業を再開する動きがあり、その時間に活動する人のニーズもありますが、全体的には昔のように夜遅くまで働く・遊ぶという行動は減りました。「健康志向」や「働き方改革」の影響もあるでしょう。「コロナ後になっても、コロナ前には完全に戻らない」という声もあります。これを当てはめると「深く・遅くまで」の飲みスタイルは多くの人には不評で、以前のようにはいかないでしょう。20時前に切り上げたちょい飲みをしながら、こんなことを考えました。(高井 尚之 : 経済ジャーナリスト、経営コンサルタント)
(出所)バーミヤン公式サイトこれらは今春に投入されたメニューで、すかいらーくグループの2023年度4月の業績を解説するIR資料には、次の説明がありました。「バーミヤン:4月13日に小皿メニューを増やしたグランドメニューを導入。ランチセットや定食メニューの土曜提供や晩酌セットによるアルコール訴求強化、お手頃価格に見直した麺メニューなどにより、狙い通り客数増に貢献」プロモーション戦略にまんまと乗った形になりますが、利用者側は、晩酌やちょい飲みには小皿メニューが注文しやすく、店側は、追加注文で客単価を上げる効果もあるでしょう。入店時は1人客も多く、早めの定食やちょい飲みを楽しむお客さんが目立ちました。「エンドレス飲み」は戻らない人流が戻り、かなりコロナ前の生活に近づいたとはいえ、繁華街では「お客さんの引きが早くなった」という声をよく聞きます。会食後の街の人通りでもそれを実感し、以前のように、終電近くに電車が激混みする光景も少なくなりました。その意味で「ちょい飲み」は、消費者ニーズの再発掘となるかもしれません。「従来型の飲みスタイル『深く・遅くまで』とは違う、新しい飲みスタイル『浅く・早く』が芽生えていますよね。自宅に帰ったら、まだ小学生と園児の子どもが起きていました。ちょい飲みだと、帰宅後に子どもの顔が見られるのもいいですね」一緒に楽しんだ男性からは、こんな意見が寄せられました。外食業界では一部の店で深夜営業を再開する動きがあり、その時間に活動する人のニーズもありますが、全体的には昔のように夜遅くまで働く・遊ぶという行動は減りました。「健康志向」や「働き方改革」の影響もあるでしょう。「コロナ後になっても、コロナ前には完全に戻らない」という声もあります。これを当てはめると「深く・遅くまで」の飲みスタイルは多くの人には不評で、以前のようにはいかないでしょう。20時前に切り上げたちょい飲みをしながら、こんなことを考えました。(高井 尚之 : 経済ジャーナリスト、経営コンサルタント)
これらは今春に投入されたメニューで、すかいらーくグループの2023年度4月の業績を解説するIR資料には、次の説明がありました。
「バーミヤン:4月13日に小皿メニューを増やしたグランドメニューを導入。ランチセットや定食メニューの土曜提供や晩酌セットによるアルコール訴求強化、お手頃価格に見直した麺メニューなどにより、狙い通り客数増に貢献」
プロモーション戦略にまんまと乗った形になりますが、利用者側は、晩酌やちょい飲みには小皿メニューが注文しやすく、店側は、追加注文で客単価を上げる効果もあるでしょう。入店時は1人客も多く、早めの定食やちょい飲みを楽しむお客さんが目立ちました。
人流が戻り、かなりコロナ前の生活に近づいたとはいえ、繁華街では「お客さんの引きが早くなった」という声をよく聞きます。会食後の街の人通りでもそれを実感し、以前のように、終電近くに電車が激混みする光景も少なくなりました。
その意味で「ちょい飲み」は、消費者ニーズの再発掘となるかもしれません。
「従来型の飲みスタイル『深く・遅くまで』とは違う、新しい飲みスタイル『浅く・早く』が芽生えていますよね。自宅に帰ったら、まだ小学生と園児の子どもが起きていました。ちょい飲みだと、帰宅後に子どもの顔が見られるのもいいですね」
一緒に楽しんだ男性からは、こんな意見が寄せられました。
外食業界では一部の店で深夜営業を再開する動きがあり、その時間に活動する人のニーズもありますが、全体的には昔のように夜遅くまで働く・遊ぶという行動は減りました。「健康志向」や「働き方改革」の影響もあるでしょう。
「コロナ後になっても、コロナ前には完全に戻らない」という声もあります。これを当てはめると「深く・遅くまで」の飲みスタイルは多くの人には不評で、以前のようにはいかないでしょう。20時前に切り上げたちょい飲みをしながら、こんなことを考えました。
(高井 尚之 : 経済ジャーナリスト、経営コンサルタント)