長野県松本市の住宅で、油が浸み込んだ布団の上に、2歳の息子を放置して死亡させた疑いで母親が逮捕された事件で、警察は、油は灯油で、意図的に放置したとみて調べています。
松本市の配達員・斉藤優花容疑者(25)は、今年3月24日、松本市の住宅で、息子の來心ちゃん(2)を油が浸み込んだ布団の上に放置し、死亡させた保護責任者遺棄致死の疑いで、きのう逮捕されました。
病院から警察への通報で発覚し、來心ちゃんの死因は、油が皮膚から浸み込んだことによる炭化水素中毒と皮膚炎でした。
斉藤容疑者は容疑を否認していますが、捜査関係者によりますと、油は灯油で、意図的に放置したとみられるということです。