長野県松本市で、2歳の息子を油がしみ込んだ布団の上に放置し、死亡させた疑いで母親が逮捕された事件で、油は灯油とみられることがわかった。
松本市の斉藤優花容疑者(25)は、今年3月、自宅アパートで当時2歳の息子・來心(らいしん)ちゃんを、油類がしみ込んだ布団の上に一定の時間放置し、死亡させた疑いで逮捕された。來心ちゃんは、炭化水素中毒と皮膚炎を起こし、死亡した。
その後の取材で、布団にしみ込んでいた油は、灯油とみられることが新たにわった。
警察は、日常的に虐待が行われていた可能性もあるとみて調べている。