2022年度の1年間に個人情報の漏洩(ろうえい)などの報告が前の年度の4倍の4000件余りに大幅に増えたことが分かりました。
政府の個人情報保護委員会がまとめた年次報告によりますと、個人情報が入ったUSBメモリが紛失するなど22年度に委員会に報告があった個人情報漏洩などは4217件で、前の年度の1042件から大幅に増加しました。
去年4月から1人分の漏洩でも病歴などの重要な個人情報が含まれる場合は報告が義務付けられたことが背景にあるとしています。
また、自治体などでマイナンバーが漏洩した恐れがある事案は171件ありました。