岸田文雄首相が今国会中の衆院解散を見送る意向を表明したことを受け、日本維新の会の遠藤敬国対委員長は取材に「素晴らしい総理のパフォーマンスでした。身内の自民党も含め、全てをけむに巻いて、ひとりで解散権を持っているのだと、見せつけた解散劇だった。維新としては、できたら解散してほしかった。たくさん候補に優秀なメンバーも集まってる。2カ月、3カ月後でも何も変わらない。解散見送りで、できた時間は有効に使って選挙に備えさせていただく」と皮肉を込めて語った。
岸田文雄首相、今国会での衆院解散を見送り 首相は13日の記者会見で、衆院解散・総選挙について「(会期末の)情勢をよく見極めたい」と発言し、与野党で解散時期に関する臆測が飛び交っていた。 また、維新の馬場伸幸代表は立憲民主党が岸田内閣に対する不信任決議案を16日に衆院に提出する方針を固めたことについて、「夏が来たら盆踊りするような不信任にはお付き合いできない。国内外に問題山積しているなか、政治的な空白を作るべきでない。岸田政権には注文はいろいろあるが、不信任には値しない。採決には反対で臨む」と述べた。【安部志帆子】
首相は13日の記者会見で、衆院解散・総選挙について「(会期末の)情勢をよく見極めたい」と発言し、与野党で解散時期に関する臆測が飛び交っていた。
また、維新の馬場伸幸代表は立憲民主党が岸田内閣に対する不信任決議案を16日に衆院に提出する方針を固めたことについて、「夏が来たら盆踊りするような不信任にはお付き合いできない。国内外に問題山積しているなか、政治的な空白を作るべきでない。岸田政権には注文はいろいろあるが、不信任には値しない。採決には反対で臨む」と述べた。【安部志帆子】