国会内で取材に応じる橋田達夫さん=17日午後
元妻が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者で、2年前に長男が自死した高知県の橋田達夫さん(64)が17日、国会内で記者団の取材に応じ、教団の勅使河原秀行教会改革推進本部長が自宅を訪れ「メディアに出ないでほしい」と要請してきたと明らかにした。「怖かった」といい、県警に通報したという。
橋田さんによると、15日に教団側から「勅使河原氏が会いたいと言っている」と連絡があり拒否したが翌16日午後、勅使河原氏が1人で自宅を訪れ「2人きりで話を聞かせてほしい」と話した。
橋田さんは元妻の高額献金などを理由に9年前に離婚した。長男の自死も教団が原因と考えている。