インターネット上のサーバーに不正アクセスし、約150万件の個人情報を含む約700万件のデータを抜き取って他人の業務を妨害したなどとして、大分県警などは10日、埼玉県草加市新栄3の無職、大熊翔被告(27)を、不正アクセス禁止法違反や電子計算機損壊等業務妨害などの疑いで再逮捕した。大熊容疑者は容疑を認めているという。
DV等被害女性 市のミスで住所伝わった夫から手紙 埼玉・飯能
逮捕容疑は2023年5月10~14日、メールマガジンの配信サービスなどを手がける大分県内の会社のサーバーに、自宅から他人のIDなどを用いて計11回アクセスして不正なプログラムを仕掛け、氏名や住所などの個人情報を含むデータを抜き取って会社の業務を妨害したなどとしている。
大熊容疑者はネット上で他人への中傷を繰り返すグループ「恒心教(こうしんきょう)」とのつながりが確認されており、県警によると、今回抜き取ったデータは恒心教のネット上の掲示板に掲載されていた。被害は確認されていないという。
大熊容疑者は、ネット上の通販サイトに不正なプログラムを仕掛け、購入客のクレジットカード情報を抜き取ったとして、23年11月に不正指令電磁的記録供用容疑などで京都府警に逮捕された。12月には盗んだカード情報で商品を購入した疑いなどで再逮捕され、京都地検がそれぞれ起訴していた。【神山恵】