秋篠宮家にとって2023年は「新宮邸」問題が湧き上がり、その対応に追われた1年だった。問題とは、宮邸改築に際して作られた仮の住まいに宮邸完成後も佳子さまだけが住まわれていることだ。この件に関しては佳子さまがつい先日、「遅かれ早かれ解決される」と言及されたことも報じられ、結婚のタイミングと相まって宮内庁内で憶測を呼び続けているという。
【写真を見る】「もはや家じゃなくて館!」 夫妻が引っ越すとされる2億円豪邸
これまでの流れを簡単に振り返っておこう。
2023年に入ってから、秋篠宮家の中で佳子さまだけが、改装済みの新宮邸に移られないのではないかとの報道が出た。半年後になって初めて秋篠宮家を担当する皇嗣職トップが「別居」を認め、その後に紀子さま、秋篠宮さまもこれを認め、その理由を説明された。
ひとことで言えば新宮邸には経費節減を理由に佳子さまのための部屋を作らなかったということで、結婚して早晩家を出ていく佳子さまのために部屋を用意するのはムダだということのようだが、どれくらい経費がカットできたかなどについては言及がなかった。
「説明がタイムリーになされなかったことについて秋篠宮さま自身、“ぐずぐずしていた”と表現されていたことが印象的でした。本音を吐露されたという意味では大きかったと思いますが、あまりこのような言い方で心のうちを明かされる皇族方がいない中で、なかなか異例のことだと感じました」
と、担当記者。
そういった経緯はともかくとして、秋篠宮さまの「結婚して早晩家を出ていく」旨の発言によって、自然と佳子さまの結婚に注目が集まることになったのは事実だ。
近年、一般社会では独身者、特に女性に対して結婚の予定などを聞くこと自体がタブーとなりつつあるが、皇室においてはこれもまた公的関心事とされている。皇室の性質を考えれば当然だろう。日頃はハラスメントや“政治的正しさ”に敏感な記者たちも、この件を尋ねることを問題とはしていないようだ。
そのため、会見などで随時、この件に関しての質問も出されてきた。
ここで、関連する過去の発言を振り返っておこう。秋篠宮さまは2018年11月、誕生日に際した会見で、佳子さまの結婚について問われ、《親の勝手な希望としては、それほど遅くなくしてくれたらいいとは思いますが、こればかりは、やはり御縁の関係もありますので、別に私からせかしたりすることもしません。いずれ本人から何か言ってくるかもしれません。そのような状況です》と述べられた。 一方、2019年3月、佳子さまのICUご卒業に際しての文書回答は以下の通りだ。
《結婚の時期については、遅過ぎずできれば良いと考えております。理想の男性像については、以前もお答えしていますが、一緒にいて落ち着ける方が良いと考えております。相手がいるかについてですが、このような事柄に関する質問は、今後も含めお答えするつもりはございません。姉が結婚に関する儀式を延期していることについてですが、私は、結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。ですので、姉の一個人としての希望がかなう形になってほしいと思っています》
そこから4年半以上が経過した2023年11月、秋篠宮さまはこのように述べられている。
《結婚については、もし、いずれ、娘が結婚のことについて話をしてきた時には、彼女の考えをよく聞いて、そしてまた、こちらの思うところも伝える、というような感じで話し合っていければと思っています。(記者から「助言されている事や、話し合われている事はありますでしょうか」と問われて、)それは結婚について。特に今はありません》
2018~19年当時には、秋篠宮さまと佳子さまの結婚についての捉え方は「遅くなく・遅過ぎず」で一致していたが、2023年になると、「そもそも話し合っていることはない」となり、少し変化したようにも映る。
「これについて佳子さまは、去年12月末に29歳の誕生日を迎えられる前から、姉の眞子さん同様、“30歳までに結婚を”と述べられるようになったと聞いています。そのあたりを秋篠宮さまと共有されていないのか、されているとしても、小室圭さんとの結婚が物議を醸した眞子さんのことを踏まえて具体的に踏み込まないようにしているのか判然とはしませんが。ご結婚の宣言も含めて、宮内庁内では何らかのことが示される日は近いのではないかということが合言葉のように語られているようです」(同)
30歳を迎えられるのは今年12月。それまでに佳子さまから「お言葉」があるのか、庁内での注目は高まり続けているという。
デイリー新潮編集部