子育てでぶつかる悩みのひとつが「スマホ問題」。
子どもはなぜかスマホや、YouTubeの動画が大好きで、与えておけば止めに入るまでずっとみているものです。
手が離せないときには助かりますが、ずっと見続ける子どもに不安を覚えて時間制限を設けるもうまくいかず……ということは、多くのママが経験済みだと思います。
ですが、そのスマホ動画を見せる、見せないの教育方針も、時と場所を選んだ方が良いかもしれません。
◆どんどんぐずる子どもにウンザリ
横田さゆりさん(仮名・43歳)がママ友と訪れたショッピングモールのフードコートでお昼を食べようとしていたところ、隣に幼稚園くらいの子どもを連れたファミリーが座りました。
子どもはじっとしているのが辛そうですが、ママは「ごはんが来るのを待ってようね」と言っています。そのうち「スマホで動画見たい」と子どもがぐずり始めました。
けれど、そのママは頑として、スマホを見せようとしません。
「さっき電車で10分見たから、もう我慢だよ」と説得しています。そのうち徐々に、子どものぐずる声は大きくなっていきました。
◆あまりの大叫びについつい注目
「わたしも子どもを育てた経験があるので、ぐずったら動画を見せてもらえると子どもが学習してしまうから、できるだけ我慢させたいという気持ちはわかるのですが…たくさんの人が食事をしているフードコートで、周りが振り返るほど大声でぐずっているのに『我慢だよー、ごはんを食べようね』と言い続けて、ママは絶対に譲らない姿勢。わたしたちも、そちらが気になっておしゃべりも止まってしまいました」
そのうち、我慢の限界を超えた子どもがそこらじゅうに響き渡る甲高い声で叫び、そのママは仕方なく「じゃあ5分だけね」とスマホを見せていたのだとか。
けれど、5分で見られる動画には限りがあります。
逆にもっと動画を見たくなってしまった子どもに、そのママは「はい、5分だから終わりね」とスマホをしまってしまいました。
すると子どもはさらに逆上して「動画が見たい!」と絶叫。その上、泣きはじめました。
◆スマホを見せないママに子どもが逆上、ついに修羅場に…
ママが頑なにスマホ禁止の対応をしている間に、パパがフードコートで食事を買って戻って来ました。けれど食事も、ぐずって手をつけません。
それどころかさらに逆上して「もう嫌だ!」と子どもが跳ねのけた手で水がこぼれ、ごはんが散乱。それを見てカッとなったパパが「何やってんだよ!」と大声で怒鳴る、という地獄絵図になっていました。
「周りにいた人はそそくさと退散、または席を離れていきました。わたしたちもひどすぎて席を移りました」
◆外出中のスマホルール、どうするべき?
その後もそのママは子どもにかかりきりで、周りが静かに退散していることに気づいていなかった様子だったそうです。
子どもが小さい頃は、なんとかしっかりしつけようとママも必死なのだとは思いますが、やはり周りへの配慮も必要ですし、外出先ではスマホのルールをゆるめるなど、できるだけ外出先で気分よく過ごせる工夫も必要かもしれませんね。
<文/塩辛いか乃>