日本維新の会の藤田共同代表が、自民党との2日目の政策協議を終えて会見に臨みました。維新が提示した『12本の矢』、自民党との政策協議については「大きく前進した」と述べました。また、先刻までの会談について「解釈、期日含め調整、詰めをするという形が今日の内容」だったと明らかにしました。協議の現状については「まだいくつか整理しなければいけないことがある」ため大筋での合意に至ったといえる段階ではない、としたうえで、維新の会が総理指名で自民・高市総裁の名前を書く方向に前進したかを問われた藤田共同代表は「そうですね」と肯定しました。
いっぽう立憲・国民との野党側3党の協議については、「継続は難しい」と述べました。「首相指名で国民・玉木氏、立憲・野田氏の名前を書くのはおそらく難しいので協議を続けるのは失礼だ」ということで、維新としては野党協議に区切りをつける意向を示したということです。また、藤田共同代表は今後の政策協議について、臨時国会召集前日の20日(月)が最終期日になるとの認識を示しています。