立憲民主党・森裕子参院議員が2026年5月11日の参院決算委員会で、自民党総裁選などで高市早苗首相の陣営が対立候補を中傷する動画を作成したとする「週刊文春」の報道を取り上げ、約8分にわたって高市氏にその事実関係を追及した。
森氏は文春記事について「すごいなぁと言わざるを得ない」とも。記事内容を否定するのであれば、「捏造」だと明言するように迫った。
週刊文春は4月29日付の記事で、25年秋の自民党総裁選期間中に、小泉進次郎衆院議員や林芳正衆院議員を中傷する動画がSNS上に投稿され、こうした動画を高市陣営が作成していたと報じた。一方で、高市氏側は関与を否定しているとも記している。
森氏はこの報道を受け、高市氏に「報告を地元から受けたということですけれども、公設第一秘書の木下氏(編注:木下剛志氏)から直接聞き取られたのでしょうか」と質問。これに対し、高市氏は「直接聞き取りました」と答えた。
その上で、高市氏は「私自身が週刊誌の記事1つ1つを読むことはしていませんが、通告がございましたので、お尋ねの件については事務所の秘書に電話で確認をしました」と説明し、次のように回答した。
週刊文春の取材に応じた人物についても、「私自身も、そして地元の秘書も面識ない方でございます」と説明した。
森氏は、週刊文春の記事の見出しを「高市陣営が流した『進次郎は無能』動画」と読み上げて、他候補を中傷する動画に関するやり取りが具体的に記されているとし、高市氏に「あれは捏造ですか」と質問した。
これに対し高市氏は、「先ほど答弁したことに尽きます」と返答。他の政党の政策について意見を述べることはあるとしつつも、「決して対立候補の批判をしたこともないし、人格攻撃をしたこともありません」と主張した。
森氏は「よく分かりません」と反論。「ここまで詳しく報道されているんです。当然訴訟のリスクも負って、堂々と責任を持って出版されているわけです。ここまで詳しい記述がある」として、記事の記述に改めて具体的に言及し、次のように質問した。
高市氏は、「先ほど答弁をした限りでございます」と回答。続けて、「私自身の戦い方、戦い方の流儀をですね、ずっと傍で一緒に見ていた秘書でございますので、週刊誌の記事を信じるか、秘書を信じるかというと、私は秘書を信じます」と語気を強めて訴えた。さらに、次のように述べた。
森氏は「捏造なら捏造だと言っていただければいいと思います」と批判。最後に、次のように主張した。