これは失言なのか。石破茂首相の「なめられてたまるか」発言が物議を醸している。
石破氏は9日に千葉で行われた参院選の応援演説でトランプ関税に言及。日本は25%の関税になると宣告されたのだが、石破氏は「これは国益をかけた戦いです。なめられてたまるか。私たちは言うべきことはたとえ同盟国であっても正々堂々言わなければならない」と強い調子で訴えていた。
この発言に違和感を覚える人も続出している。例えば立憲民主党から参院選比例代表に出馬している蓮舫氏は11日の演説で「驚いたのが石破総理、街頭演説で『なめられてたまるか』。誰に言ったのか。自分の応援する自民党の候補者、その候補者の演説を聞きに来た聴衆に向かって。言う相手が違うんじゃないですか。選挙の応援回らないで今すぐ米国行って、『なめられてたまるか』というのはトランプ大統領に言うのが内閣総理大臣の責任だと私は考えています」と石破氏に迫った。
京都大教授の藤井聡氏は召任海瞭、「石破の『なめられてたまるか』発言は史上最大級の大失言。これで日米関税交渉は決裂確定、それどころか『30%、35%への引上げという悪夢』の危機がもたらされ日本の輸出企業は未曾有への大被害必至の情勢に」と危機感を示した。
石破発言は政治的に失言という扱いになるのか。野党幹部は「失言ではないが、言う場所がおかしい。トランプ氏本人に言わないといけない。ジャイアンに言わないで、周りで遊んでいる子供に文句言ってどうなるんだ」と、遠吠えにしかなっていないとあきれた。
そもそも交渉のやり方が間違っていたとも指摘する。石破氏は赤沢亮正経済再生担当相を交渉役に任命。赤沢氏は7回も渡米してラトニック商務長官ら関係者と面会してきた。「赤沢氏がどうというよりも、トランプ氏本人と話さないことにはどうしようもない。トランプ氏の一言で全て変わってしまうのだから、周辺の人と話してても意味がないのはみんな分かってたでしょう? 電話でもいいからトランプ氏と交渉をするべきだった」と、直接爛献礇ぅ▲鶚瓩箸笋蠎茲蠅垢戮だったと話した。
石破発言が海外で報道されて余計に事態が悪化することだけは避けてもらいたいものだ。