広陵高校(広島市)の野球部内での暴力行為を巡り、加害生徒の1人が10日、SNSへの虚偽投稿などで名誉を傷つけられたとして、被害生徒の保護者らに対する名誉毀損(きそん)容疑の告訴状を東京地検に提出した。
告訴状では、被害生徒の保護者らが今年7~8月、インターネット上で、「合計100発をも超える集団暴行」などと虚偽の発信を行ったと主張している。
加害生徒の代理人を務める轟木博信弁護士は取材に「現在も加害生徒への中傷が相次いでおり、安心して生活を送れていない」と語った。
同高は、今年1月に寮で禁止されている即席麺を食べた1年(当時)の生徒を殴るなどしたとして、告訴した生徒を含む2年(同)の生徒4人を謹慎させるなどした。同高は8月の全国高校野球選手権大会で1回戦に勝利した後、SNSで暴力行為などへの誹謗(ひぼう)中傷が拡散されている事態を受け、出場を辞退した。