武庫川女子大学の准教授の男が、「同僚の男性教授が学内で女子学生らにセクハラをしている」などとうその内容を書いた文書を、匿名でほかの教員ら28人に送ったとして、名誉棄損の疑いで逮捕されました。 名誉棄損の疑いで逮捕されたのは、大阪府寝屋川市に住む武庫川女子大学・社会情報学部社会情報学科の准教授・熊川剛久容疑者(41)です。 熊川容疑者は1月16日~29日にかけ、「同じ学部の男性教授(60代)が学内で女子学生らにセクハラをしている」などとうその内容を書いた匿名の文書を、ほかの教員ら28人宛に郵送した疑いが持たれています。 1月に、大学の関係者からの相談を受け、警察が防犯カメラ捜査などから熊川容疑者を特定。男性教授のセクハラの事実はなかったということです。 熊川容疑者は調べに対し「書いてあるセクシュアルハラスメントに関する内容については覚えがあり、私が作成した文章であることは間違いありません。送りました」と容疑を認めているということです。 警察が動機や事件の詳しい経緯を調べています。