【速報】博多湾で見つかった上半身の遺体と右足 福岡市に住む73歳の男性と判明 事件と事故の両面で捜査

福岡市東区の博多湾で6日にそれぞれ見つかった上半身の遺体と右足は、福岡市中央区に住む73歳の無職の男性と分かりました。警察が11日に発表しました。6日午前に福岡市東区の砂浜で右足が発見され、夜になって、東区の博多湾で上半身が発見されていました。警察は司法解剖の結果、同一人物で成人男性とみられるとしていました。行方不明者の情報に一致する人はいませんでしたが、DNA鑑定をして身元を調べていました。

遺体の損傷については死後にできたものでした。等間隔の傷があり、船のスクリューに巻き込まれたものとみられるとしていました。警察は引き続き、事件と事故の両面で捜査するとしています。
これは6日午前、福岡市東区西戸崎の砂浜で、成人のものとみられる右足が見つかったものです。ふとももの付け根から切れた状態で、ひざに傷があり、かかとまでの長さは67センチでした。衣服と靴は見つかっておらず、人為的に切られたのか、損傷したものかは分かっていませんでした。
さらに6日午後8時前、福岡市東区みなと香椎の岸壁に止まっていた船の作業員から「腕のようなものが漂流している」と通報があり、警察が調べたところ、岸壁からおよそ40メートルの海上で成人男性とみられる上半身の遺体が見つかりました。遺体は胸から上だけが残っていて左腕はなく、首のあたりに肌着のような布をまとっていました。