友人が酒気帯び当て逃げ、同乗の警官逃げる

長崎県警諫早署は17日、酒気帯び運転と知りながら友人の車に同乗したとして、同県警浦上署地域課巡査で長崎市横尾、岩本敬祐容疑者(20)を道交法違反(酒気帯び運転の同乗)容疑で逮捕した。

 発表によると、岩本容疑者は15日午前1時半頃、同県諫早市八坂町の市道で、同市高来町、無職山口翔太容疑者(20)(道交法違反容疑で15日に逮捕)が酒気帯び運転と知りながら、山口容疑者が運転する乗用車に同乗した疑い。

 岩本容疑者は「警察官だからまずいと思って逃げた」などと供述しているという。

 両容疑者ら3人は市内の飲食店で、14日午後10時半からビールや焼酎を飲んでいた。山口容疑者は2人を乗せた後、15日午前1時半頃、市内のコインパーキングで乗用車に接触。車で約150メートル逃走したが、追ってきた被害者の男性(33)に捕らえられた。男性が110番している間に、岩本容疑者はタクシーで逃げ、自宅に戻ったという。山口容疑者の供述から岩本容疑者が同乗していたことが発覚したという。