JR予讃線の線路上に脚立を置いたとして、香川県警坂出署は13日、住所不定、無職井尻翔太容疑者(20)を列車往来危険の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。現場では、プロパンガスの10キロボンベが置かれる事件も発生しており、同署が関連を調べている。
同署によると、井尻容疑者は2日未明、同県坂出市江尻町のJR予讃線の線路上に高さ1・7メートルの脚立を置き、列車の往来に危険を生じさせた疑いがある。5日夕には、ほぼ同じ場所の線路上にプロパンガスボンベが置かれ、特急列車と衝突する事故が起きていた。