「霧で周りよくわからない」 富士山初登山の61歳男性が“迷い道” …6合目の分岐で別のコースへ

8月27日午後8時過ぎ、富士山の御殿庭中付近(標高約2200m)で、下山中の60代の男性から「疲労で腰と足が痛く、霧で周りもよくわからない」と警察に通報がありました。
およそ1時間後、富士宮警察署山岳遭難救助隊3人が、神奈川県伊勢原市に住む男性(61)を救助し、富士宮口五合目まで一緒に下山をしたということです。男性にけがはありませんでした。
遭難した男性は、今回が初めての富士登山で、27日午前7時40分ごろ、富士宮口から1人で登り始め、山頂に到着後、午後1時半ごろ、上りとは違う御殿場口で下山していました。しかし、6合目の分岐で、別のハイキングコースへと入ってしまい、道に迷ったということです。