校長の“神対応”に反響 夏休み明け「学校来るだけで十分」

夏休みが終わり、新学期が始まるこの時期、例年、心や体に不調を抱える子どもたちが増える傾向にあります。
そんななか、ある男性が以前、中学校の教師をしていた時に体験したエピソードが反響を呼んでいます。
新学期を前に開かれた職員会議で、夏休みの宿題ができていない生徒への対応を、教師らが話し合っている時でした。
校長が、最後に「一つだけお願いです。宿題を出せない生徒を責めないで下さい。先生方が怒る気持ちも理解できます。でも、提出する日を約束したら、許してあげてほしいです。初日は、元気に来てくれただけで、十分としませんか」と発言したのです。
男性はこの言葉を「まさに“神発言”だった」と振り返ります。
のぶさん:「宿題が終わってなくて、ドキドキしている子どもたちもいるし。先生によっては、どうやって出させようかなという意気込み、気合が入っていて。それが子どもを追い込んだりするので。ぜひ、この話を共有したいなと思って、ツイートした。夏休み明けなので、ただでさえ学校に来るのがおっくうな子もいるなかで。怒られることによって、気持ちがめげたりとか、心が折れてしまう子もいたりする」
親や教師は、子どもたちの声に耳を傾け、サポートしてあげてほしいと話す男性のツイートには、現在8万近い「いいね」が付いています。