「手は出さず口出す夫うっせぇわ」 – 働くパパママ川柳の共感賞を発表

オリックスは8月31日、第6回「オリックス働くパパママ川柳」の受賞作品と佳作の合計39句の中から、一般投票で決定する新たな賞「みんなで選ぶ共感賞」3句を決定した。投票期間は4月13日~5月31日、投票数は6,265件。
オリックス働くパパママ川柳「みんなで選ぶ共感賞」
今回新設された「みんなで選ぶ共感賞」、集計の結果、自身の子育てへの自戒の念をユーモラスに表現した「手は出さず口出す夫うっせぇわ」(331票)、コロナ禍やSDGsといった時流を捉えた「第2波で産まれた我が子5波で立つ」(256票)、「毎食がSDGs子の残り」(256票)の3句が選ばれた。
以下、受賞者からのコメントを紹介する。
「手は出さず口出す夫うっせぇわ」/甘えん坊将軍(36歳・男性/静岡県)
家事や育児をする中で、妻から「口だけじゃなくて、体を動かして」と言われた経験に、流行の歌「うっせぇわ」を組み合わせました。自分では積極的に育児に関わり、妻と協力できているつもりでしたが、妻からすると「口だけ出している」と不満を抱くことが多いようです。自戒を込めたこの句を胸に刻み、育児への取り組み姿勢を見つめ直し、妻と良好な信頼関係を築いていきたいと思います。働くパパママの皆さん、ともに育児をがんばり、大いに楽しみましょう!
第2波で産まれた我が子5波で立つ/こぶじーさん(35歳・男性/愛知県)
コロナ禍で、季節や暦以外に「第〇波のころ」という時節をあらわす新しい言葉が生まれたことが興味深く、またそういった厳しい状況でも日々成長する子どもの姿に救いや希望を感じ、川柳にしました。現在も「第7波」と言われ、厳しい状況であることは変わっていませんが、時の経過と子どもの成長のスピードには驚かされます。育児は大変なことも多いですが、子どもにとって最善の選択は何か、私たち親が自らの頭で悩み、考え、そして答えを出していきたいですね。
毎食がSDGs子の残り/要冷蔵(24歳・女性/福岡県)