自民市議が岸田総理に退陣要求 「禍根残す改革避ける」麻生氏…与党内からも公然批判

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政治資金規正法の改正案を巡る岸田政権の対応に、自民党内からも批判が続くなか、地方の自民党市議からは公然と岸田文雄総理大臣の退陣を要求する声が上がっています。
週末、自民党福岡県連の年次大会に出席した麻生副総裁。その発言は、岸田総理を暗に批判しているようにも聞こえます。
一方、自民党の横浜市連で会長を務める佐藤茂市議は8日、こう話しました。
佐藤市議は4日に開かれた横浜市連の大会でも、「総裁自ら身を引く決断をしていただきたい」と述べ、同僚の市議などからは賛同する声が多く寄せられているといいます。さらに…。
地方の市議から、組織のトップである岸田総理に対して、公然と発せられた“退陣要求”。こうした発言に至った理由は?
佐藤市議の主張に、ポスト岸田候補の1人と目されている小泉進次郎元環境大臣(43)もすぐさま反応し、「重く受け止める」「岸田総理に伝えたい」と話しているということです。
小泉氏は6日、菅義偉前総理の呼び掛けで開かれた会合に出席。萩生田光一前政調会長(60)や加藤勝信前厚労大臣(68)、武田良太元総務大臣(56)と政権運営などについて意見を交わしました。
同席した3人は「自民党のHKT」と呼ばれ、やはりポスト岸田候補とされていて、この会合が総裁選を見据えた動きだとして憶測を呼んでいます。
岸田総理は衆議院の解散はせずに、9月の総裁選で再選を目指す方向で検討しています。
(「グッド!モーニング」2024年6月10日放送分より)

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