環境活動家が1時間で1123本の木を抱きしめてギネス記録更新

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環境活動家が1時間で1123本の木を抱きしめてギネス世界記録を更新した。米紙ニューヨーク・ポストが先日、報じた。
ガーナ出身の環境活動家アブバカル・タヒルさん(29)がアラバマ州タスキーギ国有林で、60分間に木を抱きしめた本数のギネス世界記録を樹立した。
オーバーン大学で林業の修士号取得を目指しているタヒルさんは「この世界記録を達成することは、信じられないほどやりがいを感じます。私たちの生態系における樹木の重要な役割と環境保全の緊急性を強調する意味のある行為です。そして、ガーナの若者たち、特に私が育った恵まれない地域の若者たちに、インスピレーションを与え、課題を乗り越える力を示すことが私にとって重要です」と喜んだ。
ルールは厳しい。同じ木を複数回抱きしめてはいけない。苗木にダメージを与えることも許されない。そんな中、タヒルさんは1本3秒のペースでハグし続けた。
しかも、タヒルさんはラマダンのため断食中だった。
「激しい運動を伴うのに、挑戦中に水を飲むことができなかったことが大きな課題となりました。しかし、これはある意味では役に立ったことも分かりました。水を飲むために一瞬、停止する必要がなくなり、最初から最後まで休むことなく挑戦を続けることができました」
そして、これまでの700本を打ち破り、新記録を達成した。

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