「珍しいバスが走っていたので」バス運転中にスマホで別のバス撮影…名古屋市交通局「厳正に指導」

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名古屋市交通局は16日、猪高営業所の運転手(52)が3月、バスを運転中に私物のスマートフォンで別のバスを撮影していたと発表した。
市交通局は道交法に抵触する可能性があるとして、県警に報告した。
発表によると、運転手は同月5日に港区で貸し切りバスを回送中、追い越す際に別のバスを撮影。ドライブレコーダーの映像を運行管理者が確認して判明した。撮ったのは市営交通100周年記念で導入された「レトロカラーバス」で、運転手は「珍しいバスが走っていたので、撮ってしまった」と話したという。レトロカラーバスは、2022年に11台導入され、現在は5台が走っている。
また、緑営業所の運転手(33)も今月7日、乗客がいない時などに私物のスマホで音楽を聴き、シートベルトを装着せずに走行していたことがわかった。
市交通局は、私有の携帯電話の持ち込みを原則禁止しており、「服務規程の周知を徹底し、厳正に指導する」としている。

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