都内のクマ痕跡や目撃情報を網羅、HPで新マップ公開中…QRコードでスマホにも対応

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クマに遭遇して被害に遭うのを防ぐため、東京都は、クマが目撃された日時や場所などを確認できる新たなマップをホームページ=QRコード=で公開した。
都はこれまで、ホームページでクマの目撃地点や痕跡が確認された場所に赤い印を付けた地図を載せていた。ただ、日時や詳細な目撃場所などはわからず、改善すべきだとの意見が内部で出たため、新たなマップを作成して2月に公開を始めた。
新マップは、クマの情報が寄せられた時期のほか、「痕跡」「目撃」といった情報の種類に応じて色分けされた印が地図上に表示される。それぞれの印を選択すると、詳細な場所や日時、確認された頭数を見ることができる。
スマートフォンなどに対応した「モバイル版」も用意した。奥多摩ビジターセンター(奥多摩町)や高尾山の登山口にQRコードを掲示し、登山客らに利用を呼びかける。
多摩地域では、昨年10月頃からクマの目撃などが相次いだ。今年に入ってからも、青梅市やあきる野市などで計13件(2日現在)の情報が寄せられている。

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