岸田文雄首相は1日の参院決算委員会で、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた党所属国会議員の処分について、「追加の聞き取り調査を今、行っている。その状況を踏まえた上で責任を判断し、処分の手続きに入りたい」と改めて説明した。処分対象となる国会議員の人数などは明言しなかった。
裏金事件を巡る自民党の処分対象者39人の一覧
首相は「当事者は政治家だ。政治家として今回の事態で国民からどのような役割を期待されていたのか、派閥の幹部としてどのような役割を果たすべきであったのか。こういった政治責任も党として判断しなければならない」とも述べた。立憲民主党の田名部匡代議員への答弁。【樋口淳也】