自宅前で「やっぱり帰る」と言われ無理やり 知人女性にキス・わいせつ行為 26歳男逮捕 東京・渋谷区

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知人女性を、アパートの前から、自分の部屋まで、無理やり連れ込み、体を触るなどのわいせつな行為をした疑いで、26歳の男が逮捕された。「やっぱり帰る」と言われた、力ずくで犯行に及んだという。
自称・看護師の中村優太容疑者(26)は、今月11日、知り合いの20代の女性を”誘った”という。この女性とは、今月上旬に、渋谷区内のクラブで出会い、その後、インスタグラムを通じて連絡を取り合っていたとのこと。
会うのは、この日が2回目だった。午後10時すぎ、待ち合わせは代々木上原駅。空腹だった女性と一緒に、駅近くの飲食店で、1時間ほど食事をしたとのこと。店を出た中村容疑者は、女性に対して、「俺の家、すぐ近くだから、行こうよ」と誘ったという。
2人は、コンビニエンスストアに立ち寄り、スイーツを購入。その後、一緒に容疑者宅に向かったという。ところが、渋谷区上原1丁目の自宅アパートに到着すると、女性が、「やっぱり帰る。まだ会ったばかりだし」と告げたそうだ。
この言葉を聞いた中村容疑者は、女性の肩を抱いて、力ずくで、自室まで連れ込んだ。そしてベッドに押し倒して、キスをしたり、体を触るなどのわいせつな行為に及んだという。女性が、必死で抵抗したところ、中村容疑者は、それ以上の”行為”は断念したそうだ。
部屋を出る際、女性が、「帰るからタクシー代ちょうだい」と頼んだところ、中村容疑者は、「金がないから」と断ったという。その後、女性は、アパートの住所が確認できるような写真を撮影した上で、110番通報したそうだ。
一方、中村容疑者は、何事もなかったかのように、夜の街に散歩に出かけ、アパートに戻ってきところ、警察官が待ち受けていたという。中村容疑者は、その後、最寄りの警視庁代々木警察署に、任意同行された。
中村容疑者が、強制わいせつの疑いで逮捕されたのは、翌12日午前10時前だった。同じような余罪はないとみられているが、代々木署の調べに対して中村容疑者は、容疑を認め、「性行為に及ぶつもりだった」という趣旨の供述をしているという。

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