「やめないで」「施策は素晴らしかった」…暴言で引退表明の市長に意見280件、批判は1割

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兵庫県明石市の泉房穂市長が、市議2人に「次の選挙で落とす」などと発言し、来春での政治家からの引退を表明した問題で、メールや電話で約280件の意見が14日までに市役所に寄せられた。
泉氏がツイッターに投稿したおわびなどのメッセージには、「いいね」の反応が3日間で約50万件に達した。
市によると、市議会での表明があった12日夕以降、メールや電話による意見は13日までに200件を超え、翌日に280件となった。2019年に泉氏が暴言で辞職した際は、最大で1日約800件が寄せられた。
今回は子育て施策や人口増などの泉氏の実績を、約9割が肯定的に捉えているといい、中には「やめないで」「明石の名前を全国に広げてくれた」「施策は素晴らしかったので、今後が心配」といった声もあった。
約1割は問題発言に批判的な意見で、「任期満了まで待たず、すぐ辞めるべきだ」との指摘もあった。
泉氏は12日以降、「おわび」「感謝」「明石市政の今後について」などと題したメッセージをツイッターに順次投稿。「明石市には泉市長が必要」「続けてほしい」といったフォロワーらの書き込みも見られる。

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