“やりたい放題”動画が物議 人気の街・下北沢で落書きや“万引き” さらには新宿・渋谷でも…SNSアカウントはすでに削除

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

人気の街・下北沢で、街中の看板や壁に落書きをしたかと思えば、コンビニではおにぎりを万引き?ネット上で拡散された迷惑行為を繰り返す動画が今、物議を醸している。
動画を撮影地と見られるのが、人気の街 東京・世田谷区の下北沢。おしゃれなカフェやレストランが立ち並び、若者や外国人観光客でにぎわっている。
物議を醸しているのは、50秒ほどに編集された早送りの動画。まさにやりたい放題の内容だ。夜の下北沢をうろつき、至るところに落書きをしていく人物。
駅の近くにあった“証明写真のボックス”や、コンビニの看板にまで…手袋をした人物が、黒く太いペンで次々と文字を描いていく。
コンビニでは、手にした4個の“おにぎり”をかばんの中へ入れると、そのままレジを通らず店の外へ出て行く。こうして“万引き”をしているように見える場面も収められていた。
その後も手を止めることなく、別のコンビニの壁にも落書き。再び店内に入っていくと、手にしたのは3個のおにぎり。
ここでも、会計をすることなく店を後にした。“万引き”したとすれば、2度目の犯行ということになる。
また、落書きは器物損壊罪にあたり、3年以下の懲役または30万円以下の罰金を科される可能性がある。
壁の2カ所に落書きされた古着店。被害にあったのは先週末だったという。
落書きをされた古着店の店員:やられる側がどれだけ迷惑しているのかを考えてないので、非常に不愉快。業者を呼ばないと消せないと思う…。
こうした落書き、被害エリアは下北沢だけではなかった。
多くの人が行き交う渋谷では、郵便ポストに落書き。通行人に見られないよう、そばにいるひとりが体で隠す周到さ。
7日、その現場に向かうと、すでに落書きは消されていて、落書き禁止の張り紙がされていた。
動画では、さらに渋谷駅の出入り口すぐの場所や繁華街にある店の壁、自動販売機にも落書きがされていた。被害にあったビルの関係者によると、描かれたのは1週間ほど前だったという。
さらに新宿では、歩道脇の案内板に落書きがされて、地図が見えなくなっていた。
どんな目的で落書きをし続けるのだろうか?投稿者とみられる人物に、イット!が取材を試みようとしたところ、SNSのアカウントはすでに削除されていた。
警視庁は、下北沢での落書きについて器物損壊の容疑で捜査している。(「イット!」 3月7日放送より)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。