元共産党員が党を提訴=除名処分の無効訴え―東京地裁

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共産党の党首公選制を訴える著書の出版を理由に除名処分となった元党員松竹伸幸氏(69)が7日、処分は違法で無効などとして地位確認と550万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。
松竹氏が昨年1月、著書を出版したところ、党側から「規約が禁じる分派活動に当たる」として除名処分を受けた。提訴後に記者会見した松竹氏は「共産党の綱領を批判したことはない。党員が綱領の範囲内で主張、行動する自由はある」と訴えた。
共産党は「党規約に基づく厳正かつ適正な処分で、再審査請求も党大会で却下されており、最終的に決着済みの問題だ」とコメントした。

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