人が乗れるほどの巨大ガメ 根室漂着 絶滅危惧粁燹DNA解析へ

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熱帯から温帯に分布し、国際自然保護連合(IUCN)の絶滅危惧粁爐吠類されているオサガメの死骸が北海道根室市郊外の河口に漂着した。国立研究開発法人水産研究・教育機構水産資源研究所(横浜市)が13日、現地で計測やサンプルを採取。オサガメは「人が乗れる」ような巨大なカメだ。根室市への漂着や漁網にかかっての混獲は、2012年9月以来で、5例目となる。
【写真まとめ】ペット犬種の人気ランキング 1位は… 打ち上げられたオサガメは、甲羅の長さが153・6センチの雄で、死後1カ月前後とみられる。世界中に繁殖地があるが、分布域や回遊などの生態がよく分かっていない。越智大介研究員によると「東太平洋はパプアニューギニアに繁殖地がある。採取したサンプルのDNA解析で、生まれた場所や年齢などが突き止められるのではないか」と話していた。 打ち上げられたのは10月9日。漬物石を取りに来た市内の男性が見つけた。発見当時は海岸線に横たわっていたというが、その後のシケでオワッタラウシ川の河口に流され、あたかも浦島太郎を乗せて「竜宮城に向かう」かのようなポーズで横たわっていたという。 市内に住むネイチャーガイド、河口真梨さん(42)は「遊泳力があるので、黒潮に乗って来たのでは」と話した。【本間浩昭】
打ち上げられたオサガメは、甲羅の長さが153・6センチの雄で、死後1カ月前後とみられる。世界中に繁殖地があるが、分布域や回遊などの生態がよく分かっていない。越智大介研究員によると「東太平洋はパプアニューギニアに繁殖地がある。採取したサンプルのDNA解析で、生まれた場所や年齢などが突き止められるのではないか」と話していた。
打ち上げられたのは10月9日。漬物石を取りに来た市内の男性が見つけた。発見当時は海岸線に横たわっていたというが、その後のシケでオワッタラウシ川の河口に流され、あたかも浦島太郎を乗せて「竜宮城に向かう」かのようなポーズで横たわっていたという。
市内に住むネイチャーガイド、河口真梨さん(42)は「遊泳力があるので、黒潮に乗って来たのでは」と話した。【本間浩昭】

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