ゲストハウス経営者、別の宿泊客にも性的暴行…押収画像解析で判明

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宿泊客に性的暴行を加えたとして岡山県里庄町のゲストハウス経営者の男が逮捕された事件で、別の女性客に薬物を飲ませてわいせつ行為をしたとして、県警は10日にも準強制性交と準強制わいせつの両容疑で男を再逮捕する方針を固めた。
捜査関係者への取材でわかった。女性は被害の認識がなかったが、ゲストハウスの捜索で多くの女性客を撮影したとみられる画像や動画が見つかり、その解析で被害が判明したという。
男は「Cafe&GuestHouse凸屋(とつや)」の経営者、武内俊晴被告(48)(準強制性交罪で起訴)。
捜査関係者によると、武内被告は2020年、1人で宿泊した西日本の女性に、睡眠作用のある薬物を飲ませ、わいせつな行為や性的暴行をした疑いがもたれている。女性は同年に宿を2回利用し、そのたびに被害に遭ったとみられる。
武内被告は19年8月、神奈川県の30歳代の女性客に薬物を飲ませて性的暴行を加えたとして今年9月、岡山県警に逮捕された。逮捕後の聴取に、容疑を黙秘していた。事件発覚後、県警には「被害に遭ったかもしれない」との相談が複数寄せられ、県警は被害者が相当数にのぼるとみて押収した画像の解析を進めている。

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