「目の前に対向車」衝突の瞬間 家族4人で帰省中に事故 謝罪受けるも相手に不信感

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10月1日午前11時半過ぎ、埼玉・川越市の県道で起きた事故直後の様子。現場には、クラクションが鳴り響いている。
車2台による事故は、どのようにして起きたのだろうか。
その一部始終が、車のドライブレコーダーに記録されていた。
事故に遭った車が、見通しの良い片側1車線の道路を走っていた次の瞬間、突然、対向車線を走る白い車が、センターラインを越えて突っ込んできた。
当時車に乗っていた女性は、事故の状況について、「まっすぐ走っていたら、急に黄色のセンターラインを越えて、気づいたら、(相手の車が)目の前にいて、われわれは避ける余地もなかったので、あとはもう、ぶつかるという覚悟を持って身構えていたという感じです」と話した。
車に乗っていたのは、家族4人。
埼玉県から群馬県に帰省する途中だった。
4人は、衝突された際に胸などを打ち、病院に搬送されたが、いずれも軽傷だった。
被害に遭った女性によると、突っ込んできた白い車を運転していた男性と同乗者にも、大きなけがは見られなかったという。
事故後、相手の運転手から謝罪はあったが、女性は、運転手が口にした言葉に不信感を覚えたという。
車に乗っていた女性「あとは保険会社がやってくれますよねって言っていたので、自分がやった過ちとか、ことの大きさを気づいていないのかなと。本当に死傷者が出てもおかしくない事故だと思っているので、ただただあり得ないなと思っています」
相手の車は、なぜセンターラインをはみ出し、ぶつかってきたのか。
くわしい原因は、まだわかっていない。

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