廃部決定の日大アメフト部 OBが懺悔する“無法地帯”だった寮内写真「大学が揉み消してくれると信じていたのに…」【2023年衝撃事件の結末】

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8月に本誌が直撃した際、「薬物はない」と断言した林真理子理事長
スマホの普及でニュースの賞味期限は短くなる一方。気になる“その後”を追跡すると――。
まさに、本誌の予言どおりとなってしまった――。
8月にいっせいに報じられた日大アメフト部の薬物汚染。当初は1名のみの“個人犯罪”と説明していた日大側だが、すでに4人が立件され、12月15日に廃部が決定した。
本誌は9年前から寮の屋上が“大麻の喫煙所”だったというOBの告発を報じている。
「これが、当時の寮の内部写真です。コーチなどの“大人”が入ってくることはほとんどなく、学生だけが自由に生活するユルい場所でした」(日大アメフト部OB)
薬物汚染が続いた原因は、日大の隠蔽体質だ。
「警察の調べに対し『澤田副学長が揉み消してくれると思った』と証言する部員がいたそうですが、僕らも同じ。バレても、大学や監督が揉み消してくれると信じていました。実際、表沙汰になっていない、小さなトラブルはたくさんありましたからね。でも、OBとしてやっぱり廃部は悲しいですよ。問題を起こした学生はいなくなり、法的にも処罰も受けている。けっして、全員が薬物に手を染めていたわけではありませんからね……」(同前)
日大は、“廃部”という大胆な決断を下した一方で、来春にも新たな部を創設する方針だ。
「すでにネット上では、『だったら廃部にする意味がない』などと批判の声が出ています。一連の問題をめぐり、澤田康広副学長が『パワハラ受けた』として林真理子理事長を訴えるなど、日大の混乱は続いています」(社会部記者)
廃部どころか、“廃校”したほうが……。

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