「1回だけ由美子さんが帰って来ましたよ」神戸6歳児殺害遺棄「監禁された母親が現場に戻って…」

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「事件の続報が途絶えているのは、精神科医による鑑定留置が長引いているからでしょう。鑑定は’23年8月から始まり、’24年の2月に終わる予定です。逮捕された4人きょうだい全員を鑑定しているとはいえ、異例の長さといえます」
’23年6月に発生した神戸6歳児殺害遺棄事件について、在阪メディア記者はそう語る。当時6歳だった穂坂修(なお)ちゃんの遺体が入ったスーツケースが神戸市西区の草むらで発見され、修ちゃんの祖母である穂坂由美子さん(当時57)がアパートの一室に監禁され暴行を受けていた凄惨な事件は、世間の注目を集めた。
「監禁と傷害の容疑で逮捕されたのは、修ちゃんの母親で由美子さんの長女・穂坂沙喜容疑者(当時34)、次男の大地容疑者(当時32)、双子である朝美(ともみ)容疑者と朝華(あさか)容疑者(当時30)です。主犯格は大地容疑者とみられ、鑑定ではきょうだい間に主従関係があったため他の容疑者に判断能力があったのか調べているとみられます」(同前)
逮捕から約半年、監禁現場のアパートを改めて訪れると、住民が取材に応じた。
「10月頃、1回だけ由美子さんが帰って来ましたよ。事件以降どこかに行っていたようで、ここに帰って来たのは初めてです。その時は家の片付けをしただけで、由美子さんは既にアパートから退去しています」
孫を殺され自らの子供に監禁された母親は今、何を思って暮らしているのか。
『FRIDAY』2024年1月5・12日号より

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