ウォンバット「コウ」死ぬ ライブカメラの視聴者からの通報も間に合わず 大阪・五月山動物園

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大阪府池田市は14日、市立五月山動物園で飼育している豪州の珍獣、ウォンバット「コウ」(雄7歳)が死んだと発表した。
同園によると、13日午後2時半ごろ、ウォンバットの様子が観察できるライブカメラを見ていた視聴者から「コウがけいれんを起こして倒れている」と通報があった。すぐに飼育員らが駆けつけたが、同2時45分に急性心不全で死んだのが確認された。
コウは平成29年10月、同園で飼育している「フク」(雄19歳)のお嫁さんを迎えるプロジェクトで、豪州の動物園から寄贈された3頭のうちの1頭。一緒に来園した「ユキ」(雌7歳)とペアになり、繁殖を目指していた。
コウの死亡で、同園で飼育されているのは「ワイン」(雄34歳)とフク、ユキの3頭になった。
「前日までは元気に動いていたのに残念」と同園の関係者。16~29日に園舎前に献花台を設置し、コウを偲ぶ。

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