高知市出身でアイドルグループ「SKE48」元メンバーのタレント・桑原みずきさん(31)が14日、高知市東秦泉寺の市立泉野小学校で講演し、犬や猫の保護活動に携わる自身の経験をもとに、正しい飼育方法などを教えた。
桑原さんは2008年から約5年間、名古屋市が拠点のSKE48に所属。卒業後はドッグトレーナーの資格を取得し、千葉県にある犬や猫の保護ハウス「さかがみ家」のスタッフとして活動する。講演会は動物愛護に関心を持ってもらおうと、アニマルサポート高知家と協力して企画。全児童約520人らが聴講した。
桑原さんは飼育する保護犬2匹と登場。さかがみ家では24時間態勢で世話をしていることや、野良猫に不妊手術をして元の場所に返す活動などを紹介。児童からの質問に、「真夜中でも鳴き声を聞くとぱっと起きないといけない。体力勝負です」と答えた。
最後に「飼育にはお金がかかる。自分が我慢しないといけないこともある。散歩や病気、介護など全部を考え、『この子が死ぬまで責任が持てる』と思ったら迎えてほしい」と訴えた。