日大アメフト部廃部→甦り方針に疑問の声「廃部の意味ない」「再建の話は早過ぎ」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

違法薬物事件を起こしたアメリカンフットボールの廃部を決めた日大の方針に疑問の声が上がっている。
日大は15日に臨時理事会を開き、継続審議となっていたアメフト部の廃部を決定。先月28日の競技スポーツ運営委員会で決まった方針通りとなった。しかし日大は発表の中で「本学としてはアメリカンフットボール部をいったん廃止(廃部)とした上で、同部の再建を検討する予定です」と言及した。
再建の時期には触れていないものの、廃部を決めた矢先に再建をありきというのは珍しい事例だろう。
過去には、不祥事を起こして廃部となった大学運動部が復活した例はあるとはいえ、廃部になったタイミングで、それが決まっていたことはない。それだけにネット上には「廃部にする意味がない」「廃部のタイミングで再建の話は早過ぎ」などの声が上がっている。
日大は無実の部員の救済については「現在同部に所属する部員と来年度から同部でプレーすることを希望する者に対しては、その活動の場として新たな受け皿を設けるなど、学生には不利益が生じないよう競技スポーツ運営委員会が中心となって支援して参ります。同部部員と保護者に対する説明会を近日中に開催する予定です」としている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。