玄関に灯油のような液体まく 容疑で83歳男を現行犯逮捕 「脅しのためまいた」 隣人との騒音トラブルか 兵庫県警

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市営住宅の自室の玄関に灯油のような液体をまいたとして、兵庫県警明石署は12日、放火予備の疑いで、兵庫県明石市大久保町大窪の無職、井畑孝容疑者(83)を現行犯逮捕した。
「脅しのためにまいた。放火するつもりはなかった」と容疑を一部否認している。
逮捕容疑は12日午後0時40分ごろ、市営住宅を焼損させようと、自室玄関の床に灯油のような液体をまいたとしている。
同署によると、同日正午ごろ、井畑容疑者の隣の部屋に住む女性から「カセットボンベをベランダに投げ込まれた」と110番があった。
通報を受けて同署員が現場に駆け付けたところ、井畑容疑者が住む部屋の玄関ドアの隙間から廊下に灯油のような臭いがする液体が漏れ出ているのを見つけ、部屋にいた井畑容疑者を現行犯逮捕した。
今年2月ごろから井畑容疑者とこの女性の一家と騒音を巡るトラブルがあったといい、同署が詳しい経緯を調べている。

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