「アルカリ性洗剤」×「アルミ缶」で破裂事故…年末の大掃除シーズン前に注意呼びかけ東京消防庁

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年末の大掃除シーズンを前に東京消防庁は、洗剤を専用の容器以外に移し替えると破裂する可能性があるとして注意を呼びかけています。
これは東京消防庁の実験映像です。アルカリ性の洗剤を入れたアルミ缶にふたをしておよそ2時間後、缶がひとりでに跳ね上がります。さらに10分後、破裂してしまいました。アルカリ性の洗剤と缶のアルミニウムが化学反応を起こして気体が発生し、缶内部の圧力が高まったためです。
今年5月には、都内の駅で男性(当時40代)が勤務先から持ち帰るために洗剤を入れていたコーヒー缶が破裂し、飛び散った液体で女性(20代)が額などにやけどを負う事故も起きています。
東京消防庁は「洗剤の専用容器以外への移し替えは絶対に控えてください」と呼びかけています。

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