産経・FNN合同世論調査 次の首相は小泉氏・石破氏・河野氏の「小石河」が上位独占、上川陽子外相は5位

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産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が9、10両日に実施した合同世論調査で、次の首相に誰がふさわしいかを尋ねたところ、自民党の石破茂元幹事長が前回調査(11月11、12両日)比3・0ポイント増の18・2%で1位だった。
石破氏は10月調査から3カ月連続で首位。前回3位だった小泉進次郎元環境相が16・0%(前回調査比6・3ポイント増)で2位に浮上し、河野太郎デジタル相が11・9%(同0・3ポイント増)で続いた。
10月調査以降、令和3年の党総裁選で岸田文雄首相に敗れた河野氏と支援した小泉氏、石破氏の「小石河連合」がトップ3を独占する状態が続いている。
自民支持層に限定すると、小泉氏が21・8%で最も支持を集め、石破氏が17・5%、河野氏が15・8%と続いた。「この中にはいない」も12・5%あった。立憲民主党の支持層では石破氏が37・6%で最も高かった。
4位は保守層の人気が根強いとされる高市早苗経済安全保障担当相だったが、5・4%で前回からやや減少した。自民支持層に限っても5・5%にとどまった。
5位は今回調査から選択肢に入った上川陽子外相で、4・3%だった。前回4位の菅義偉前首相は4・2%(同4・6ポイント減)で6位に後退。岸田文雄首相は2・5%(同0・3ポイント減)で7位だった。
裏金疑惑に揺れる自民安倍派(清和政策研究会)では、西村康稔経済産業相が0・6%(同1・0ポイント減)、萩生田光一政調会長が0・4%(同0・2ポイント減)といずれも低迷した。
一方、野党は立憲民主党の泉健太代表が1・4%(同0・6ポイント減)、日本維新の会の馬場伸幸代表が前回から横ばいの0・1%だった。(大島悠亮)

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