岡山県は、矢掛町の宿泊施設の飲食店などで提供された料理を食べた24人が、食中毒の症状を訴えていると発表しました。岡山県は、料理を出した飲食施設をきょう(11日)から4日間の営業停止処分としました。
【写真を見る】サワラの刺身で食中毒か 寄生虫「4極嚢粘液胞子虫」を検出 2施設から24人が下痢や嘔吐など食中毒症状【岡山】 岡山県生活衛生課によりますと、食中毒が発生したのは、矢掛町にある宿泊施設矢掛屋の中にある「花鳥風月」と、同じグループの飲食店「矢掛豊穣あかつきの蔵」です。 今月8日に備中保健所に飲食施設から連絡があり分かったもので、調べたところ、7日に「花鳥風月」で食事をした11人が嘔吐や下痢などの症状を訴えているということです。
また9日に「矢掛豊穣あかつきの蔵」で食事をした13人も、同様の症状になっていることが分かりました。なお24人全員快方に向かっているということです。 岡山県が食材を調べたところ、サワラの刺身から、食中毒を引き起こす寄生虫「4極嚢粘液胞子虫」が見つかり、原因食材はサワラの刺身ではないかと推定し調べています。 岡山県は、2つの飲食施設をきょうから12月14日まで4日間の営業停止処分にしました。 岡山県では、生の魚を調理する際は、寄生虫のシスト(数ミリ大の白い粒)がないかよく確認するよう呼び掛けています。
岡山県生活衛生課によりますと、食中毒が発生したのは、矢掛町にある宿泊施設矢掛屋の中にある「花鳥風月」と、同じグループの飲食店「矢掛豊穣あかつきの蔵」です。
今月8日に備中保健所に飲食施設から連絡があり分かったもので、調べたところ、7日に「花鳥風月」で食事をした11人が嘔吐や下痢などの症状を訴えているということです。
また9日に「矢掛豊穣あかつきの蔵」で食事をした13人も、同様の症状になっていることが分かりました。なお24人全員快方に向かっているということです。
岡山県が食材を調べたところ、サワラの刺身から、食中毒を引き起こす寄生虫「4極嚢粘液胞子虫」が見つかり、原因食材はサワラの刺身ではないかと推定し調べています。
岡山県は、2つの飲食施設をきょうから12月14日まで4日間の営業停止処分にしました。
岡山県では、生の魚を調理する際は、寄生虫のシスト(数ミリ大の白い粒)がないかよく確認するよう呼び掛けています。