記事の無断共有は「著作権侵害」 東京地裁、鉄道会社に賠償命令

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東京新聞の記事を社内向けサイトに無断で掲載して共有したのは著作権侵害に当たるとして、発行元の中日新聞社が首都圏新都市鉄道に約4239万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(柴田義明裁判長)は6日、著作権の侵害を認め、約192万円の支払いを命じた。
首都圏新都市鉄道はつくばエクスプレス(TX)の運行会社。訴状によると、2005年8月のTX開業直後から19年4月まで、許諾を得ずに年間300件の記事使用があったと主張していた。
近年、新聞記事を許諾なく組織内で共有するのは著作権侵害に当たる可能性があるとして、発行元の会社に使用料を支払う動きがある。

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