見たことある? 激レア「よナンバー」ってなに? 一部地域しか見ない「れナンバー」も! 激レアナンバープレートの正体とは

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クルマのナンバープレートには「そ」や「も」など、さまざまなひらがなが表示されています。 実は、50音すべてが存在するわけではなく、数台しか見られないひらがなもあるようで、なかでも「れ」や「よ」といったものが挙げられます。
ナンバープレートはクルマが国に登録されていることを正式に証明する非常に重要な役割を担っており、すべてが異なる表示のプレートを装着するようになっています。
【画像】超激レア1 「よ」「れ」を付けたクルマに感激! さらに「御料車」「自衛隊車両」など珍しいナンバーを見る(27枚) 例えば「練馬 330 そ 12-34」のナンバープレートを装着しているクルマがあったとします。「練馬」はそのクルマの使用の本拠地を管轄する陸運局を示し、「330」は車両の分類番号、「そ」はひらがな、「12-34」は一連指定番号を表しています。 地名や分類番号は、使用の本拠地やその車両の区分によっておおよその表示が固定されていますが、ひらがなと一連指定番号には、ナンバープレートの表示をそれぞれ差別化するために、あらゆるバリエーションが持たせられているのです。 ただ、ひらがなは50音すべてがまんべんなく活用されているわけではありません。 ひらがなのなかには、特定の車両にしか活用できないものもあり、希少なひらがなもあります。 例えば、そのひとつが「れナンバー」です。街中を見渡してみても、「れナンバー」を装着しているクルマを見かける機会は非常に稀です。「れ」は、レンタカーにしか装着されないもので、一般的にレンタカーのナンバーといえば「わ」をイメージする人も多いかもしれませんが、沖縄県と北海道ではレンタカーのナンバーとして「れ」も起用しています。 このふたつの地域でもほかの地域同様にレンタカーにはもともと「わナンバー」を活用していました。 しかし、観光地として広く親しまれていることから、レンタカーの登録数が非常に多くなり、「わナンバー」の使用数が上限まで達してしまったようです。 内閣府沖縄総合事務局は、「れナンバー」の起用について次のように説明しています。「沖縄は日本でも有数の観光地ですが鉄道が無いため、観光に来た人は主にレンタカーを利用して観光をすることになります。 そのため、レンタカーの登録台数が本州に比べて多くなっており、2015年2月に『わナンバー』を使い切ってしまったため小型乗用自動車(通称5ナンバー)に『れナンバー』を使っています」 なお、北海道も同様の理由から、2014年頃から「れナンバー」の活用をはじめており、現在、道内では「れナンバー」の車両を見かけることもあります。 いまは、沖縄県と北海道でしか目にする機会のない「れナンバー」ですが、今後ほかの地域でもレンタカーの登録が増えることで、「れナンバー」のクルマが目撃される日がくるのかもしれません。ちょっとした話題に!「よナンバー」はどんなクルマ? 現在SNSでは「れナンバー」以外にも、希少なものとして話題を集めているひらがながあります。 それが「よ」のひらがなです。「よナンバー」にも「れナンバー」のように決められた役割があり、特定のクルマにしか活用されません。一体、どのような役割があるのでしょうか。 国土交通省自動車局の担当者は、「『よナンバー』は、米軍を退役した人のクルマに取り付けられます」と説明します。 駐日米軍の軍人やその家族などが使用する車両は「留軍人軍属私有車両」とされており、ひらがなの部分には普通車では「Y」「E」「H」「K」「M」「T」、軽自動車では、「A」「B」が用いられることが決められています。 そうしたナンバーを装着したクルマの持ち主が米軍をやめた際などに、アルファベットに置き換わるかたちで「よナンバー」が用いられるそうです。 2021年9月時点では「よナンバー」を装着している車両は19台しかおらず、かなり希少性が高いことがわかります。日本ではほとんどみられない「よ ナンバー」を取得出来る条件とはどのようなものなのか?(画像提供:ぱんぷきん @p__kabocha) SNSでは実際に「よナンバー」を目撃した「ぱんぷきん(@p__kabocha)」さんが「やべー!!!登録車の”よ”ナンバー人生で初めて見た!!!!!ちゃんと退役軍人っぽい人が乗ってた」と投稿し、多くの人が注目している様子がうかがえます。 ナンバープレートは日本の公道において当たり前のものなので、ふだんから注目しているという人は少ないでしょう。※ ※ ※ ひらがなのなかでも「お」は「あ」との見分けがしにくいこと、「し」は「死」、「へ」は「屁」をそれぞれ連想させてしまうこと、「ん」は発音がしにくいといった理由からナンバープレートに活用されていません。 そのため、現在のナンバープレートでは、50音のうち「お」「し」「へ」「ん」を除く、46音が活用されているというのが実情となっています。
例えば「練馬 330 そ 12-34」のナンバープレートを装着しているクルマがあったとします。
「練馬」はそのクルマの使用の本拠地を管轄する陸運局を示し、「330」は車両の分類番号、「そ」はひらがな、「12-34」は一連指定番号を表しています。
地名や分類番号は、使用の本拠地やその車両の区分によっておおよその表示が固定されていますが、ひらがなと一連指定番号には、ナンバープレートの表示をそれぞれ差別化するために、あらゆるバリエーションが持たせられているのです。
ただ、ひらがなは50音すべてがまんべんなく活用されているわけではありません。
ひらがなのなかには、特定の車両にしか活用できないものもあり、希少なひらがなもあります。
例えば、そのひとつが「れナンバー」です。街中を見渡してみても、「れナンバー」を装着しているクルマを見かける機会は非常に稀です。
「れ」は、レンタカーにしか装着されないもので、一般的にレンタカーのナンバーといえば「わ」をイメージする人も多いかもしれませんが、沖縄県と北海道ではレンタカーのナンバーとして「れ」も起用しています。
このふたつの地域でもほかの地域同様にレンタカーにはもともと「わナンバー」を活用していました。
しかし、観光地として広く親しまれていることから、レンタカーの登録数が非常に多くなり、「わナンバー」の使用数が上限まで達してしまったようです。
内閣府沖縄総合事務局は、「れナンバー」の起用について次のように説明しています。
「沖縄は日本でも有数の観光地ですが鉄道が無いため、観光に来た人は主にレンタカーを利用して観光をすることになります。
そのため、レンタカーの登録台数が本州に比べて多くなっており、2015年2月に『わナンバー』を使い切ってしまったため小型乗用自動車(通称5ナンバー)に『れナンバー』を使っています」
なお、北海道も同様の理由から、2014年頃から「れナンバー」の活用をはじめており、現在、道内では「れナンバー」の車両を見かけることもあります。
いまは、沖縄県と北海道でしか目にする機会のない「れナンバー」ですが、今後ほかの地域でもレンタカーの登録が増えることで、「れナンバー」のクルマが目撃される日がくるのかもしれません。
現在SNSでは「れナンバー」以外にも、希少なものとして話題を集めているひらがながあります。
それが「よ」のひらがなです。「よナンバー」にも「れナンバー」のように決められた役割があり、特定のクルマにしか活用されません。一体、どのような役割があるのでしょうか。
国土交通省自動車局の担当者は、「『よナンバー』は、米軍を退役した人のクルマに取り付けられます」と説明します。
駐日米軍の軍人やその家族などが使用する車両は「留軍人軍属私有車両」とされており、ひらがなの部分には普通車では「Y」「E」「H」「K」「M」「T」、軽自動車では、「A」「B」が用いられることが決められています。
そうしたナンバーを装着したクルマの持ち主が米軍をやめた際などに、アルファベットに置き換わるかたちで「よナンバー」が用いられるそうです。
2021年9月時点では「よナンバー」を装着している車両は19台しかおらず、かなり希少性が高いことがわかります。
SNSでは実際に「よナンバー」を目撃した「ぱんぷきん(@p__kabocha)」さんが「やべー!!!登録車の”よ”ナンバー人生で初めて見た!!!!!ちゃんと退役軍人っぽい人が乗ってた」と投稿し、多くの人が注目している様子がうかがえます。
ナンバープレートは日本の公道において当たり前のものなので、ふだんから注目しているという人は少ないでしょう。
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ひらがなのなかでも「お」は「あ」との見分けがしにくいこと、「し」は「死」、「へ」は「屁」をそれぞれ連想させてしまうこと、「ん」は発音がしにくいといった理由からナンバープレートに活用されていません。
そのため、現在のナンバープレートでは、50音のうち「お」「し」「へ」「ん」を除く、46音が活用されているというのが実情となっています。

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