障害者の性被害 “顔見知り”からの被害が6割以上 当事者へのアンケート調査結果

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障害者の性被害は、加害者が親以外の“顔見知り”であるケースが最も多く、およそ6割にのぼるとの調査結果が報告されました。
東京都内できょう行われた日本社会福祉学会で、法政大学の岩田千亜紀助教は、性暴力の被害を受けた身体障害や発達障害など障害のある人を対象に実施したアンケート調査について発表しました。
それによりますと、加害者との関係を複数回答で訊ねた質問では、回答者65人が、のべ131人から被害を受けたと答え、加害者が「親以外の知っている人」と答えた人が、のべで6割以上と最も多く、親と答えた人は1割でした。
調査からは、介護者など身近な人から被害を受けたケースが目立つということです。

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