事件の2か月半前…「泣き声」で通報も 3歳児死亡 “布団巻き付け”…数か月前から繰り返したか

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当時3歳の息子を布団で巻き付け死亡させた疑いで逮捕された母親。事件の2か月半前、子どもの泣き声に関する通報が寄せられていたことが、29日、新たに分かりました。市が自宅を訪問しましたが応答はなく、翌日に連絡があったといいます。 ◇29日に永沼楓月(ふづき)容疑者(27)が傷害致死の疑いで送検されました。永沼容疑者は「子どもが泣き叫んだりするのを防ぐため、しつけのために巻き付けた」と話しているといいます。

息子で当時3歳の清水奏良(そら)くんに布団で巻き付ける暴行を加えて、死亡させた疑いがもたれています。警察によると、事件が起きたのは去年2月。永沼容疑者は千葉県我孫子市の自宅アパートで、奏良くんを数枚の大人用の掛け布団などで巻き付けたといいます。十数分後、奏良くんの声が聞こえないことに気づき、自ら通報。奏良くんはその後、死亡が確認されました。29日、永沼容疑者が新たに「(布団で巻く行為は)以前からしていた」「夜泣きで耳を塞ぎたくなるような叫び声が近所迷惑になると思った」という趣旨の供述をしていることがわかりました。事件前についても、近所の住民は「怒鳴りつけるような声はたまに聞こえた。それに伴って子どもが泣いているなって」といいます。さらに別の近隣住民も「2時間ほどずっと泣き声が聞こえていた」「あまりにひどいからおかしいと思ってアパートを訪ねたことがある」と話しました。この“子どもの泣き声”。我孫子市が事件の約2か月半前、近隣住民から通報を受けていたことが新たにわかりました。市は2021年11月に「泣いている声が聞こえる」と通報を受け、その日のうちに自宅を訪問。しかし応答がなく、翌日、永沼容疑者からは「困っていることはあるが、相談しても解決につながらない」と連絡があったといいます。その後、市は奏良くんに会いましたが、見える範囲には傷やあざはなかったため、永沼容疑者が“子育てに困っている可能性”があるとして、3か月後に再度訪問を行う予定だったということです。警察は、事件の数か月前から繰り返し奏良くんを布団で巻き付けていたとみて調べています。(9月29日放送『news zero』より)
当時3歳の息子を布団で巻き付け死亡させた疑いで逮捕された母親。事件の2か月半前、子どもの泣き声に関する通報が寄せられていたことが、29日、新たに分かりました。市が自宅を訪問しましたが応答はなく、翌日に連絡があったといいます。

29日に永沼楓月(ふづき)容疑者(27)が傷害致死の疑いで送検されました。永沼容疑者は「子どもが泣き叫んだりするのを防ぐため、しつけのために巻き付けた」と話しているといいます。
息子で当時3歳の清水奏良(そら)くんに布団で巻き付ける暴行を加えて、死亡させた疑いがもたれています。
警察によると、事件が起きたのは去年2月。永沼容疑者は千葉県我孫子市の自宅アパートで、奏良くんを数枚の大人用の掛け布団などで巻き付けたといいます。十数分後、奏良くんの声が聞こえないことに気づき、自ら通報。奏良くんはその後、死亡が確認されました。
29日、永沼容疑者が新たに「(布団で巻く行為は)以前からしていた」「夜泣きで耳を塞ぎたくなるような叫び声が近所迷惑になると思った」という趣旨の供述をしていることがわかりました。
事件前についても、近所の住民は「怒鳴りつけるような声はたまに聞こえた。それに伴って子どもが泣いているなって」といいます。
さらに別の近隣住民も「2時間ほどずっと泣き声が聞こえていた」「あまりにひどいからおかしいと思ってアパートを訪ねたことがある」と話しました。
この“子どもの泣き声”。我孫子市が事件の約2か月半前、近隣住民から通報を受けていたことが新たにわかりました。
市は2021年11月に「泣いている声が聞こえる」と通報を受け、その日のうちに自宅を訪問。しかし応答がなく、翌日、永沼容疑者からは「困っていることはあるが、相談しても解決につながらない」と連絡があったといいます。
その後、市は奏良くんに会いましたが、見える範囲には傷やあざはなかったため、永沼容疑者が“子育てに困っている可能性”があるとして、3か月後に再度訪問を行う予定だったということです。
警察は、事件の数か月前から繰り返し奏良くんを布団で巻き付けていたとみて調べています。

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