年6万円給付の東京都「018サポート」 ネット申請、なぜ苦戦

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東京都が18歳以下の都民1人当たり月5000円を所得に関係なく給付する事業「018サポート」の申請受け付けが1日から始まり、SNSなどでは「子育て世帯にはありがたい」との投稿がある一方で、オンライン申請に苦戦する声も出ている。【中嶋真希】
【表】日本は子育てしやすい国?各年代の答えは 苦戦の一因として、ポータルサイトでは事前準備に関する記載が不十分なことが挙げられる。「必要書類」には住民票の写しなどが列挙されているが、人によっては必要となるマイナンバーカード認証アプリ「TRUSTDOCK(トラストドック)」のダウンロードや、健康保険証の保険番号のマスキングなどに関する記載はない。

都内の40代男性は「保険証のマスキングが必要と申請途中で分かり、『えー』と思いました。スマートフォンで申請したので、マスキングもスマホでやるはめに。事前に分かっていれば、準備したのに」と話す。 都福祉局のホームページには、事前準備や一連の手順を網羅した「018サポート・オンライン申請用ガイド」(PDFファイル https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/kosodate/018/index.files/018-2.pdf)が掲載されており、ポータルサイト(https://018support.metro.tokyo.lg.jp/)にもこうした情報があると分かりやすいのではないか。 都の担当者は「利用者からご意見は届いており、ポータルサイトで(事前準備などを)説明できないか、改善を検討中です」と話した。 12月15日までに都のポータルサイトや郵送で申請すれば、都内在住期間に応じて最大12カ月分(6万円)が2024年1月に一括で支給される。問い合わせは、東京都018サポート給付金コールセンター(0570・082・018、午前9時~午後6時)。
苦戦の一因として、ポータルサイトでは事前準備に関する記載が不十分なことが挙げられる。「必要書類」には住民票の写しなどが列挙されているが、人によっては必要となるマイナンバーカード認証アプリ「TRUSTDOCK(トラストドック)」のダウンロードや、健康保険証の保険番号のマスキングなどに関する記載はない。
都内の40代男性は「保険証のマスキングが必要と申請途中で分かり、『えー』と思いました。スマートフォンで申請したので、マスキングもスマホでやるはめに。事前に分かっていれば、準備したのに」と話す。
都福祉局のホームページには、事前準備や一連の手順を網羅した「018サポート・オンライン申請用ガイド」(PDFファイル https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/kosodate/018/index.files/018-2.pdf)が掲載されており、ポータルサイト(https://018support.metro.tokyo.lg.jp/)にもこうした情報があると分かりやすいのではないか。
都の担当者は「利用者からご意見は届いており、ポータルサイトで(事前準備などを)説明できないか、改善を検討中です」と話した。
12月15日までに都のポータルサイトや郵送で申請すれば、都内在住期間に応じて最大12カ月分(6万円)が2024年1月に一括で支給される。問い合わせは、東京都018サポート給付金コールセンター(0570・082・018、午前9時~午後6時)。

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