監禁の祖母、車いすで5キロ避難 目元に殴られたような痕も 神戸6歳死亡

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

穂坂修ちゃんの遺体が発見されたのは、監禁されていた修ちゃんの祖母の女性が自宅から逃げ出したのがきっかけだった。
向かった先は、一家が以前住んでいた神戸市垂水区の団地周辺。直線距離で5キロ以上の道のりを、車いすで移動したとみられる。
「悩んで、行く宛てがないような印象だった」。20日深夜、団地近くの路上で女性を発見したという住人男性(66)は、産経新聞の取材にこう話した。
女性は車いすに乗り、目元には殴られたような痕があった。付近にはペットボトルやノートが散乱。拾おうと立ち上がったが、すぐに膝から崩れ落ちるように転倒し、男性が介助して車椅子に戻したという。
体調を気遣う男性に、女性は何度も「大丈夫、大丈夫だから」と繰り返したが、心配した男性は110番。駆けつけた警察官が保護して監禁・傷害事件が明らかになった。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。