中学生が足湯で衣服着たまま寝転んだり腕立てしたり…迷惑動画拡散で市に謝罪

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松江市内の足湯施設で、市立中学校の生徒が衣服を着たまま湯船につかる動画がSNS上で拡散され、松江市教育委員会が施設を管理する市に謝罪していたことがわかった。
読売新聞の取材に対し、市教委は「子どもとはいえ、あってはならない行為だ。お騒がせして申し訳ない」としている。
市教委によると、施設は、一畑電車の松江しんじ湖温泉駅(松江市中原町)前にある「お湯かけ地蔵足湯」。動画はツイッターに投稿されており、生徒が湯船で寝転んだり腕立てをしたりする様子が映っていた。
生徒が通う中学校が22日、動画が拡散されていることを市教委に報告。その後、市教委の成相和広・副教育長と、動画に関わった複数の生徒がそれぞれ市に謝罪した。また、同校は全校生徒に「動画にコメントしてはならない」などと指導した。
市教委教育総務課の大谷晶子課長は「今後はSNSの正しい使い方や相互配慮の気持ちを授業で指導していきたい」と話し、「子どもの人権を守るため、生徒の特定や中傷はやめてほしい」と呼び掛けている。

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